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ひろと生物多様性とCOP10 その3

 あと8日。 
今日は最後の解散をどのようにするかについて相談してきた。 
現実味がどんどん帯びてくる。 
この日記はもうかなり自分の備忘録と振り返りの要素ばかり。。 
興味ない人ごめんねw 


ちょうど一年ぶりのカナダ、モントリオール。 
(経由地のアメリカでの入国審査でパスポートの写真と自分が違いすぎて30分くらい捕まったのはお約束) 

こばち、じょせふというASJのメンバーふたりと3人での参加。 
二人は慣れいたけど、自分は初めて会議の中に入った。 

NGOルームでのミーティング、いろんな海外NGOの人たち、 
条約事務局の人たちとのミーティングに参加させてもらってユースの担当者との方とあったりもした。 
なにより、COPではないにしろ、同じ枠組みで行われる会議に参加し、代表団の方たちと話をし、 
日本政府とNGOとの対談の場をセッティングしたりした。 
フォト

ABS(遺伝資源の利用へのアクセスと公正・衡平な利益配分)が本当に生物多様性を守るために機能するかどうかは会議にいくまで正直疑問だった。 
実際にいってみてやっぱり機能するしないは別として、生物多様性を守るためということがそもそもそんなに重要視されていないことを感じ(一応そういった文言は入ってはいる)、ABS自体はとても重要なもので必要なものではあるけれど、やっぱり自分がメインとしてやっていくものではないと、改めて感じる。 

この会議の中で、他にも参加したCBD市民ネットの人たちとたくさん話をして、 
そこで生物多様性講演全国回りの話をはじめいくつかの話が持ちあがる。 

この話がのちのちエコ・リーグによる地域行脚につながる。 


帰国した自分は改めてCOP10に向けた活動をしたいと思いながら、 
この重要性をエコ・リーグの運営メンバーなどに伝えるために企画書、予算書、生物多様性とは?といったものの準備を始める。 
この準備はむちゃくちゃ苦しかった。 
コーヒー飲みながら徹夜することもしょっちゅう。 
でもそのおかげで今の活動がある。みのさんに本当にお世話になった。 

この時作った、生物多様性とは?COP10とは?のスライドはいまだに使ってる。 
(当時30枚弱だったスライドはいろいろ改定を加えながら最終的には60枚を超えるスライドに。) 
エコ・リーグの新旧理事にその重要性をひたすら話して理解してもらおうと、話しまくった覚えがある。 

そして正式にエコ・リーグの事業としてエコ・リーグ CBD-COP10 Project(以下ECP)が立ち上がる。 

この時から自分が考えていたことは、 
エコ・リーグとA SEED JAPANの共同事業計画。 

全国ネットワークを持つ横に広いエコ・リーグと国際会議の経験が豊富でイシューを深めるのに強いA SEED JAPANこの二つのユースNGOがいっしょに活動をすればすごいものができるんじゃないか! 

大規模なアクションだってできるはずだって、そう思った。 
留学前から考えていたそのことを実行に移したいって思った。 


そして12月23、24日 
エコ・リーグとASJでのCOP10に向けた合同合宿。 

そのとき書いた紙が実はいまだに俺の部屋に飾ってある。 
ずっと放置してていまあらためて見直した。 
そこにかかれている体制、メンバーはいまとは全然違う。 
アクションがやりたかったんだなー 
大規模なキャンペーンがやりたかったんだなー 
政策提言の要素薄くないかな~ 
イシューほんとによくわかってなかったんだなって思われることが書かれて、 
俺こんなんだったのかって感じ。 

でも、確かに 
「ユースが考えるポスト2010年目標」 
それを作るって書かれてる! 

当時はもっとポスト2010年目標のことがわかっておらず、 
いまとは違ってゼロベースで作るイメージだった。 
でも、確かに「ユースが考えるポスト2010年目標」ってそう書かれてることがなんか嬉しい。 

あまり意識はしていなかったが、 
このときの合宿で話していたことは今から思えばがけいきの基礎を話していたんだと思う。 


そしてECP Tシャツの完成。 
これは今回のCOP10通して最大の失敗・・・ 
売れないキャンペーンTshirtほどつらいものはないことを知った。。。 


12月27日 エココン 
自分にとってはじめての生物多様性についてのプレゼン。 
事前に練習をしていたこともあったが、いままで一番しっくりくるプレゼンだったかもしれない。 
40分近く話をしたのになんでこんなにしっくりきたんだろうと逆に疑問を感じた。 


そして1、2月 

1月11日 COP10に向けて活動家のためのスキルアップ講座 イベントコーディネート 
1月16日 気候変動×生物多様性講演会 企画サポート 
1月17日 生物多様性講演会@大阪府立大学 エコロ助 
1月21日 生物多様性講演会@東北大等   RNECS 
1月30日 生物多様性講演会@大阪大学   GECS 
2月6日  生物多様性講演会@山梨県立大等 山梨エコユースフォーラム 
2月8日  生物多様性講演会@北海道大など WACCA等 
2月16、17日 中部生物多様性会議@名古屋 イベントコーディネイト 
2月20日 生物多様性講演会@愛媛大など  HOPE 
2月26日 生物多様性講演会@東京都市大  Green days 

途中まではまとめてたのでそれを抜粋。 
いや、いろいろいったね、まじで。 
でもはじめは本当に講演会やっても人来なかった。 
大学サークル向けにやるとある程度人集められたけど、 
施設とってオープンにやるとほんとにもうひと来なかった。。。 
フォト

この頃は本当に忙しく、でも当時自分にとってなにより大切な大事な時間も削って活動したのがつらかったのは覚えてる。 
休む暇なかったので地域回って地酒かって家で飲み日本酒の味を急激に覚えたのもこのころだし、北海道から愛媛まで生物多様性の講演に回って自分の生物多様性ネットワークを作ることができたし、なにより自分の中で「生物多様性」が大きく変わった。 

伝えることで自分自身の知識、理解がパワポをどんどん改訂しながらどんどん深まっていった。もともと理系だし、興味ある分野でもあったけど、人に教えるっていう過程をふむと習熟度が全然ちがう。 

自分が最終的にロビイング活動を行うことができたのは、これだけのプレゼンの場数とひたすら講演会にいったりだとかっていう勉強とこまごました用語や自分の間違いをずっと教え続けてくれたまいまいのおかげ。 


そしてもうひとつの重要な成果として全国に仲間が増えた。 
この頃始めたTWitterもその重要な一役を。 

忘れられないつぶやき。 
「 いま生物多様性に、COP10に取り組みたいと思っている若者ってどれだけいるんだろう? 
まずは、なにかしたい。それだけでいい。  
どう巻き込んで、協力していってもらえばいいのだろうか?」 


このつぶやきにただ一人、 
「はい!」 
って言ってくれた、なお。 
COP10まで活動を支えてくれた重要な一人。 
あの返事はうれしかった。 


この時期忘れちゃいけないのが膨大なロジ、会計タスク、 
某助成金の申請方法を覚え、処理能力があがったのも今の自分を支えている。 
会計系の能力は鍛えられました。(半泣きになりながら) 


自分自身も、ECPも、関東以外のユースの人たちも、ASJとしても、ロスゼロも 
いろんな準備に走り、その基盤ができたのが1~3月。 
大きく、目立ったことはしてないかもしれないけど、土台ができたのはここ。 

がけいきができて、はいってきたみんなは知らないかもしれない。 
でもそれまでを支えてきてくれた人はほんとにたくさんいる。 

もう卒業したECPのメンバーだったり、自分をこの分野に巻き込んでくれた人であったり、 
自分にABSを、国際会議を教えてくれた仲間がいて、次の世代を考え助けてくれたNGOの人たちがいて、なによりこのころから自分を支え続けてくれた仲間がいる。 

そのことに本当に感謝。 

今日の内容は下積みって感じだったのかな。 
知識、経験、ネットワークいろいろ急に増えた時期でした。

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