アメリカでなることに決めたベジタリアン。
自分は宗教系のベジタリアンではなく、
環境系な、倫理型のベジタリアンなので、
ちょいかわったマイルールがあります。
なので厳密にはベジタリアンじゃありません。
セミベジタリアン、かペスクタリアン(厳密にはこれにも該当しない)
なのです。
そのマイルールのうちの一つが、
食べたほうが環境にいいお肉は食べること。
要するに増えすぎで問題の野生動物のお肉などですね。
という話をうちの大学の野生動物を研究してる+猟師の資格のある友達にしていたところ、
「あ、それならやるよ?」
とあっさりいわれ、
先日イノシシ肉が手に入ったと連絡をもらい、
昨日分けてもらいました!!
おいしかったのは、おいしかったのですが、ベジタリアンが板につきすぎているためか、
ひさびさのお肉を食べた感動はなかった自分におどろきました。
肉が新鮮で臭みがなく、非常に食べやすかったのですが、
熟成が足らんため、うまみが少なかったですね。
肉のうまみというのは、
屠殺された後、熟成とよばれる過程の中で、
自分自身の持つ、酵素が自分自身を消化する、
自己消化によってうまくなるのです。
とれたてはうまい!!
はお肉には通用しません。
ちょっと冷蔵庫で寝かせてから残りは食べて見ようと思います。
こういったイノシシやシカは猟師が減っているために、とるひともすくなくなれば、
お金を出して食べようという人も少ない。
でも、純日本産のこのお肉たちはおいしいんですけどね・・・
+人の体にも環境にも優しい。
抗生物質まみれでぶくぶくに太らされた肉と元気についこの前まで山を走り回っていたお肉。
どっちがたべたいですか?
まぁたしかに血抜きうまくやってないと臭くなるんですけどね。。。
個人的にはちょっと臭いぐらいのほうが野性味があって好きですが。
食卓で、弟に
「食べ「物」を食べてるんじゃなくて、生き物を食べてるんだよ、
このお肉はついこないだまで山の中を走り回ってたんだよ」
と、自分なりに食育に挑戦しようとしたら、
そばにいた母親が一言、
「そんなリアルなこといわんといてよ、気持ちわるい・・・」
また
「牛の肉見てもきもちわるくならないのにイノシシの肉は気持悪い・・・」
と、一言。(弟は素直に聞いてた)
食育が必要なのはむしろうちの母親のようです。
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